osa2障がい福祉研究所スタート〜osa2自己紹介〜

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障がい福祉との出会い

障がい福祉の世界に入ったのは、約20年前。

その頃の障がい福祉の世界はいわゆる措置(そち)制度の時代で、行政が必要なサービスを聞き取ってくれ、「ここにそのサービスを行っている作業所あるから紹介しますね」と行政が決めてくれていました。(勝手に決められていた?ここは取り方次第ということで。)

今なら当たり前の受給者証もない、障がい支援区分もない。
その頃の社会福祉法人の設立には3億ぐらいかかったはず(数字は定かではありません)
ほとんどが法人格を持たない無認可作業所だった・・・そんな時代

私のキャリアスタートは2001年から
最初の職場は知的障がい者通所授産施設、いわゆる無認可作業所でした。

2003年、高齢者の介護保険移行(2000年)にならって障がい者福祉も契約制度へ。
2003年時点では精神障がい者は制度外・・・発達障がいという概念すらありませんでしたね。

現在の総合支援法に続く契約制度の始まりでした。

生活介護事業所立ち上げ

2013年には営利法人が福祉サービスに参入できるようになりました。

この2013年に前職の同僚達と「生活介護」の事業所の立ち上げにたずさわります(設立はNPO法人)
お金が無かったもので、みんなで手作りして事業所を開設。

「生活介護」のコンセプトは ”利用者が選べるプログラム” に決定!

生産班・運動班・創作班と大きなカテゴリーはできたのですが、生産班で作る事に決まった焼き菓子のノウハウが無く、レシピに試行錯誤・・・

当然、シロウト集団にレシピなんてできるわけがなく、かたっぱしから、ケーキ屋さんに「タダで教えてくれ!」と今となってはメチャメチャ失礼な電話をかけまくり・・・トウゼン コトワラレマクリ デシタガ

箕面のHeartful https://www.sweet-heartful.jp/様 に二つ返事で「ええよ」とお言葉をいただいたときは、耳を疑いましたが、電話を切った瞬間「よかった–!!」と生産班の担当者たちと抱き合ったのを覚えています。

そんなこんなで、(ほぼ、Heartful様レシピ)オリジナルレシピの完成となりました。

その後5年間、管理者兼サビ管業務を行い退職(イロイロ アリマシタガ ドウリョウッテ モメルヨネ)

新しい仕事との出会い

管理職はやりがいあったけど、ちょっと疲れたな・・・やっぱり原点に戻って現場に出たい!!
(大学時代の専攻は児童、障がい福祉にたずさわって20年。かけ合わせたら放デイ!!←単純)

・・・と考えて応募したのが現在の会社との出会いです。

実は他の会社にも内定はいただいていましたが、代表とお話しているうちに、インスピレーションで「お世話になります」とお返事。

色々話している内に、放デイ勤務の予定が本社勤務に(笑)

代表との話し合いでは、「就労A、児発・放デイを経験しながら、”1”には開業コンサルティング業務にも関わってもらう」のはずが、

「1ヶ月半後」には生活介護の開業コンサルティングを手伝うことに・・・(笑)

ナンカ イロイロカワッテルケドマーエエカ。

そこでコンサルティングと出会います。
今までは、自事業所の為に知識を入れているだけでしたが、クライアントの疑問を解決したり、お話をしていると「ありがとう!よくわかった!!」とおっしゃっていただけ、感謝されるんですね!

この喜びは言葉で言い表せません!もちろん失敗は沢山ありましたが・・・

逆にクライアントから「この加算だけど、この解釈は合ってる??」と角度が高いご質問も。
「なるほど、それは思いつきませんでした。調べます」で自身の知識量も増えていく・・・

いや、最高やん ♪ メッチャ知識つくやん ♪ 成長できるやん ♪

コンサルタントとして2年半の実績

入職してから約2年半のあいだに
・開業提案 50件

・開業コンサルティング 6件
(生活介護1件/共同生活援助1件/ 児童発達支援1件/ 児発・放デイ多機能2件/重心放デイ1件 )

・運営コンサルティング 1件
(サ高住集客コンサルティング)

・自社案件立ち上げ 3件
(就労継続支援B型/訪問介護、居宅介護、行動援護、重度訪問介護事業所/共同生活援助)

沢山の機会をあたえていただいた会社に感謝するとともに、思ったことは・・・

①障がい福祉には全国統一した基準がない
→基本はあるが、指定権者によって加算の解釈が違うなど様々なローカルルールが存在する。

②上記のローカルルールの確認があいまいで、取得できる加算を取りこぼしている。
逆に取れない加算を算定してしまっている←(ちゃんと過誤で修正しています)

→「なぜ取得していないのですか?(なぜ算定しているのですか?)」の問に、近くで長年福祉事業を営んでいる◯◯さんが言っていた!など、微妙な情報ソースが多い(笑)

最後に 〜サイトを立ち上げたきっかけ〜

【なぜこんな事がおこるのか??】

①行政に聞こうと思っても、「どうやって聞いたらいいのかがわからない」(聞き方によってはやぶ蛇になるのではないか?の心配がある)

②厚労省通知や事業所ハンドブックは「読んでもよくわからない」(理解するのに時間がかかる)

だから、昔から福祉事業やってる人なら、理解しているだろうから聞いている・・ナルホド ワカランデモナイ

でも、算定できない加算は過誤で返還義務がありますし、加算はさかのぼってもらえないんで、理解できていないのは事業所運営にとってリスクだけしかないですよ・・・しかも毎年マイナーチェンジはありますし、3年に1回は大きい改定もありますし・・・

ちゃうちゃう、そんなことはわかっているはず、本質はそもそも「よくわからない」←これが原因

よくわからない原因は大きく分けて2つ
厚労省の基準の理解
基準をどのように解釈すればいいか

【行政への確認方法】
厚労省の基準を自分なりに理解

このようにも解釈できるのでは??

→自分なりの見解で行政に質問ができる。

→◯◯市の見解は〇〇である。

これで1ターンと思うんですよね。

この、青色黄色の聞き方の情報を発信しているサイトがあれば、みーんな助かるんちゃうの??が
きっかけですね。

osa2障がい福祉研究所は
①障がい福祉事業
②ローカルルール
③osa2(自身の事)

の3つのカテゴリーでライティングしていこうかなとおもてます。

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