はじめに
福祉事業を開業したい!!どこの地域ではじめたらいいの??
最初に考える悩みですよね。
・土地勘のある地元?
・人口が多いところ?
・人口が多くもなく、少なくもないところ?
・人口がとても少ないところは別として・・・
・競合する福祉施設がないところ?
・地域区分率がよいところ?
・家賃が安い物件がある地域?
・たまたまいい物件が出てきた地域にしよう!!ってなるかもですよね?
メッチャ悩みませんか??
そんな時に目安にしているマーケティング方法があります
あくまでも目安ですが、一つの指針にはなるのではないでしょうか??
よければ参考にどうぞ!
それでは・・・
マーケティングを行う上で、キー数字が3つあります!!
順にあげていきますね!
全国障がい者数からのキー数字
令和4年3月の資料になります。全国の障がい者数ですね。
色々、情報は入っていますが・・・マーケティングにおいて覚えて頂きたいのは1点だけ!!
7.6%!!
これだけ覚えておいてください。要するに人口の7.6%が何かしらの障がいをかかえられています。
これがキーの数字の1つめ
日本の人口割合からのキー数字
次にざっくりではありますが、人口の分布です。
これはタイミングによって若干の変更はありますので、覚えなくていいですがマーケティングする時にこちらを見返してください。
0歳〜6歳 約5%
6歳〜18歳 約12%
18歳〜65歳 約55%
65歳以上 約28% ※あくまでも目安です。
これがキー数字の2つめ
開業したい地域にある事業者数からのキー数字
最後のキー数字はその地域にある同じサービスの事業所数です。
これは、その市のホームページに掲載されていますのでググってくださいね。
「◯◯市 障害福祉サービス種別 事業所」
こんな感じですね。
これが最後、キー数字3つ目
もっかいだけ3つのキー数字復習
①7.6%
②人口割合
③開業したい地域のサービス種別ごとの事業者数
今回は吹田市で児発・放デイを開設する前のマーケティングでいきます!
やっと本題(笑)児童発達支援・放課後等デイサービスのマーケティング
【前提条件】
①吹田で児童発達支援・放課後等デイサービスの開所を考えている
②定員は10名
③0〜18歳の方を対象とする。
ただし、グレーゾーンの児童もいらっしゃるので、推定数の50%を対象とする
④定員の3倍の見込み(30名の登録が見込める)があれば開所。
それ以下であれば別の地域で検討する。
これでやってみましょ!
まずは吹田市の人口ですね。令和4年4月では379,586人です。
これに
1つ目のキー数字 7.6%をかけて行きます。
379,586人×7.6%(0.076)=28,848人
※これが吹田市で何らかの障がいを持たれている方の推定数がわかります。
次に2つ目のキー数字、人口割合ですね。
今回は児童発達支援(0〜6歳)の5% と放課後等デイサービス(6歳〜18歳)の12%をかけていきます。
28,848人×(5%<0.05>+12%<0.12>)=4,904人
※これが0歳から18歳までの障がい児の数定数です。
③の条件では50%を見込み数とする。でしたので
4,904人×50%(0.5)=2,452人ですね。 アト モウスコシ デス
さぁ最後3つ目のキー数字です。事業所数ですね。
令和4年4月時点の吹田市の事業所数は74事業所になります
(吹田市ホームページ障がい児通所一覧より)
ポイントは開業するので、自身の事業所の「1」をたすのを忘れずに!!
2,452÷(74+1)=32.6
※仮に全事業所が同じ登録者数としたら、32人の登録利用見込みがあるって数字
結論: 「吹田市で児童発達支援・放課後等デイサービスを開業する」
さぁ、物件を探そ!!となるわけです。
開業を考えておられる方、参考になれば幸いです
その後の物件の設備基準はこちら 人員基準はこちらもあわせてお読み下さい。
本日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございます!!